皮内鍼で治る肩コリ!?

こんにちはー

 

A(えぇ)鍼灸師 山中です。

 

今日は、肩コリのお話を少しさせていただきます。

日本人にとって憎き敵!肩コリ(。>0<。)

これほど日常ありふれていて、しかも治りにくいモノは無いでしょう(T▽T;)

 

また、心臓や胃など内臓からくる肩コリを除いて、生命に別状ないにも拘わらず、健康な人をこれほど苦しめるモノは他にないですよね。

 

 

まず肩を圧して痛く感じるものと、気持ちよく感じるものがあると思いますが、鍼灸の古典では圧して痛いものを実痛、圧して気持ちいのいいものを虚痛といって、まったく違うものとして区別しています。

結論を先に言ってしまいますと、「治る肩コリ」と「治らない肩コリ」があります。←こう言ってはもともこも無いですが・・・(>_<)

 

では治る肩コリとは?

 

筋筋膜性の肩コリ、実痛のものです。これは普段まったく肩コリがない人が不自然な姿勢とか不慣れな仕事、過度の運動などによって頚、肩に大きな負担をかけた時におこる肩コリで、これは圧して痛い部分に2~3ミリほどの皮内鍼を皮膚に沿わすように刺入するだけで簡単に治ります。

 

治りにくい肩コリは、圧して気持ちがいいもの、すなわち虚痛というものです。

 

このような肩コリは、頚胸椎移行椎による、上腕神経叢(上腕の神経の束)の圧迫による反射痛の場合が多いのですが、このような肩コリは、運動やストレッチ、マッサージなどして一時的に楽になっても、根治することは難しいものです。

 

肩コリは、ストレス・姿勢・筋肉量・骨格・その人のもっている閾値(感じ方)などさまざまな要因がありますが、ほんとうに治し難いものです。

 

鍼灸の業界で、肩コリほど治しやすくて、治らないものは無いと言うことがありますが、まさにそのとおりなんです。

 

 

器質的な問題がある場合は専門の病院で原疾患の治療ですね。

 

また、ストレス、姿勢など原因がハッキリしてるものは、その解消に努めることが必要ですね。

 

 

原因がハッキリしない虚痛の肩コリは一つの考え方として「治すものではなく、楽にするもの」と受け止め、絶対治さないとダメだとしゃかりきにならず、自分なりに、マッサージでも運動でも楽になる方法を見つけるのも一つの手なのかもしれません。

 

 

今日はそれを言ったらお終いよ的な話になりましたが、なんでもかんでも治るとか、これをすれば絶対とか情報があふれてますので、一つの考え方としてお伝えしました。

 

みなさま、心も身体もお大事にです。

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